・・・試合は8回裏1アウトまで進んだ、
打順はピッチャー安藤の打順。代打の場面だ。
そう、あの人にが出てくる。そう察する48000人の大観衆。
まだ代打のコールがされないのに異様に場内がざわめく。
何とも言えないものすごい空気感だ。
「9番、安藤に代わりまして、八木。バッターは八木。背番号3。」
もう、2度と聞くことがない代打八木のコール。
何度も代打八木のコールを聞いて来たが、
今年も大歓声に包まれる甲子園に20回行ったが、
これほどまで地鳴りの様な大歓声は今年はじめてだ!!
恐らく今年一番の大歓声に違いない!!ぼくは奮えた。。。
ホームラン!ホームラン!八ーー木ーー!!(×4)
いざ行かんや〜 燃え立つ大地に〜
さぁ八木裕が〜 勝利を目指して〜
かっとばせー!八ーー木ーー!!
力一杯、歌いました。周りのみんなも力一杯歌っていました。
泣いていました。周りのみんなも泣きながら歌っていました。
八木選手は、最後のバッターボックスでも代打でヒットを放ちました。
鳴り止まない八木コール、
八木選手は1塁キャンパス上でヘルメットをとって、
それを高々と掲げ声援に応えた。
代打の神様は、最後の最後まで代打の神様でした。
試合終了後。引退セレモニー
(ちなみに僕の中で試合はどうでも良くなっている)
バックスクリーンに八木選手の入団から現在までの
数々の栄光のシーンが映し出されました。
サラ・ブライトマンの
TIME TO SAY GOODBYEと共に。
またこれが泣ける(T_T)
以下バックスクリーンの映像*********************
・1986年ドラフト3位で入団。当時の吉田義男監督と一緒に入団発表。
・1987年プロ初打席初安打。初打席も代打で、巨人エース江川から本塁打。
・1992年オールスター出場。センターオーバーのヒットを放つ。
・1992年幻のホームラン。ヤクルト岡林からレフトへ放つも判定は2塁打。
・1997年代打通算打率.405(←たけさんありがとう!)
・2002年代打逆転満塁ホームラン。まさに代打の神様。
・2003年故郷岡山で4番スタメン。5打数4安打5打点。
・2003年リーグ優勝。チャンピオンペナントを持つ八木選手の笑顔。
・2004年10月10日。現役最後の打席(すげー編集間に合った!)
バックスクリーンを見ながら、涙が込み上げてくる、止まらない。。。
サラ・ブライトマンの影響もかなり有る。
映像終了。1塁側タイガース一同、3塁側ジャイアンツ一同、全員整列した。
1塁側から今岡選手会長、3塁側から仁志副選手会長が花束贈呈。
そして、八木選手の3人の子供達からも花束の贈呈がされました。
場内は本当にしんみりとその様子を見守っていました。
「あこがれの、甲子園のバッターボックスに立つ事は、もう有りません」
八木選手は、声をつまらせらがら最後の挨拶をしました。
みんな拍手で八木選手を讃えました。
タイガースチームメイトに胴上げされる八木選手。
神様八木様ありがとう!!
タテジマ一筋18年間、本当にお疲れさまでした!!
最後に、
「阪神と僕」のしんさん、
「旅は人生の道標」のshuさん
とても感動的な試合の後、お会い出来良かったです。
shuさんあまりお話しできませんでしたが、これからもどうぞよろしく。